2016年4月9日土曜日

競女!!!!!!!! × 機転の良さは「家事」で鍛えられる!

トラブルの対処、うまくなりたくないですか!?

僕はとてもなりたいです(笑)
恐らく、そう思わない人はかなり少ないんじゃないでしょうか。

何か、問題が起こったとき。
しかもそれが、物凄く時間がかかりそうだったり、制限がとても厳しかったりして、「面倒くさそう」と感じるような問題だったとき。

そんなときでも、たまに「そんな方法があったの!?」と思わず感心してしまうようなやり方で、その問題をあっさり解決しちゃう人っていますよね。

こういう人を表現するときによく聞くのが、「機転の良い人」という言い方ですが。

実はその「機転の良さ」を、家事で鍛えることができるという事実をご存知でしょうか?

掃除や料理、洗濯などに代表される、あの『家事』です。
どう繋がってるのか、全く想像できないですよね(笑)

でも実は、ちゃんと脳科学的にわかっているんだそうです。

今回はその「家事をすることが機転をきかせられるようにする」という流れがわかりやすいシーンを、週刊少年サンデー2016年19号掲載 『競女!!!!!!!!』 HIP129「新生活!!!!」より引用してご紹介したいと思います。



■ さやかが同居初日で感じた、『自分に必要なモノ』
(※ 以下に掲載した画像は紹介作品からの引用で、著作権は作者および出版社にあります) 

女性選手が水上のステージで、お尻や胸を使って落とし合うことで競う公営ギャンブル競技「競女」。
その世界でこの度A級へと昇格した「神無 のぞみ(かみなし のぞみ)」と、「宮田 さやか(みやた さやか)」
2人は現在、昇格により自身への注目度が急に上がった事で起こった「多忙」への対応がうまく行っておらず、悩んでいました。

そこで紹介された解決方法が、「選手専用住居に住むこと」でした。

住むためのいろいろな悩みや問題はあったものの、のぞみとさやかはそれを乗り越え、めでたく選手専用住居にルームシェアして住むこととなりました。

が、しかし。
さやかはそれはそれで、同居人に不安を感じていました。
のぞみは、天真爛漫でたまに空気の読めないところがあるのです。

そしてその不安は、さっそく形となっていきます。

まずは引っ越し当日。
「旅行なのかな?」と思わせる程の少ない荷物で、さやかの前に登場するのぞみ。
「身軽でええやろ」と言いつつ、完全に自分をあてにされたその行動に、さやかは早速、大いに不安を感じます。

そして、次は部屋での引っ越し荷物の整理の場面。

作業の過程で出る大量のダンボールやビニール袋をさやか達が捨てようとするのを、のぞみは「もったいない!!」と言って止め、再利用しようとします。
「再利用」と聞くと良いことのように思えますが、しかしその「再利用」のレベルは、部屋の中がダンボールまみれになるほど。明らかに常軌を逸していました。

その後の必要なものの買い出しの際にも「ポイント2倍」の日を気にして、大量の商品をカゴに入れた後にも関わらず平然と「やっぱり今日買うのヤメへん?」なんて提案をする彼女の貧乏性に、さやかは頭を抱えました。
『これから一緒に暮らしていけるのかしら?』

さやか自身が選手として尊敬する人物が、彼女たちに共同生活を薦めてくれた際に言っていた「ここには今のアナタ達に必要なモノがあるわ」という言葉も、疑い始めてしまっていました。

そんな彼女の不安が続くなか、引っ越し作業や買い出しが一段落したところ。
ひとりの言葉をきっかけに、手伝ってくれたメンバーへのお礼に、2人は料理を振る舞うことになりました。
しかし、実はさやかは料理がものすごく苦手でした。
あまりの恥ずかしさに、お盆で顔を隠すさやか。

笑ったりフォローしたりとそれぞれの反応をメンバーが返す中、のぞみはさやかが作ったそのひどい料理を持って、台所へと向かいます。

彼女はさやかが作った料理を素材として、再調理し始めたのでした。
のぞみはさやかの失敗作の焼うどんを、見事に「スープパスタ」として完成させます。
その料理は、まわりのみんなが認める美味しさでした。
そんなのぞみの姿を見て、なにか思うところがあったさやか。

その夜、寝る直前の会話でそのときの感想を、さやかは話し始めます。
「知らなかったわ、私。アナタがあんなにもリサイクル大魔王だったなんて。」

「アナタの事ならなんでも知ってる気だったのに… あんな一面があったなんて…」
「レース中に時折見せる機転の良さは、ああいう毎日の発想や打開力から身についているのかもしれないわね。」

「『ここにはアナタ達に必要なモノがある』… 確かにそうなのかもしれないわ…」
今日一日ののぞみの行動を思い返し、改めて自分が言われた言葉を思い出すさやか。

彼女はこんな場面でも天真爛漫な行動を取るのぞみに驚きつつも、ルームメイトとして、彼女を改めて認めたのでした。



■ なぜ、家事をすると機転がきくようになるのか?

家事を積極的に行っている人は、恐らくこの話を読むと「あーなんとなくわかる」という気になると思います。
実は家事って、意外と『問題の連続』なんですよね。

「今ある材料を使って何を作るか」
「どうすれば少しでも節約できるか」
「今困っていることを解決するために、役に立つものはまわりにないか?」
など、日ごろ目の前にある問題を解決していくことが、いつの間にか機転をきかせるためのトレーニングになるのです。

「脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める」(築山節 著、生活人新書)という本に、『家事こそ「脳トレ」。雑用を積極的にこなそう』という章があり、このことが詳しく紹介されています。
それを簡単にまとめると、

・「前頭葉」という脳の司令塔的な部分があり、そこが目の前の状況(情報)と自分が持つ知識を組み合わせて、命令を出すことをしてくれている。
・その「前頭葉」の力が高いと、限られた知識や経験からでも、それを使った有効な組み立てと、それを行動に移すのが上手くなる。(つまり、前頭葉の力が低いと知識があっても良い行動に移せない)
前頭葉の活動は「選択」「判断」「系列化」の3つ。部屋の片づけや料理などの家事は、その作業の流れの中でこの3つをしっかりと使うため、前頭葉のトレーニングになる。

ということです。
「家事をこなす」という仕事の内容が、機転をきかせるために必要な前頭葉の力を鍛えることと、ちょうどマッチしているわけですね!

「これは捨てるべきか、置いておくべきか」
「置いておくなら、何にどう使えばよいか」
「今持っている知識や経験は、どのように使えるか、どのタイミングで使えばいいか」
…という判断や選択の連続が、「どう使えば問題解決につながるか」、つまり機転をきかせるための思考へと繋がっていくのです。


ちなみに、掃除や片付け、簡単な買い出しのことを「雑用」という言い方をしますが。

この雑用が前頭葉のタフさを鍛えるということも、同じ本の同じ個所で紹介されています。
面倒くさいことを毎日ちゃんとやることで、前頭葉に体力がつき、疲れてきてもその機転の良さが活かされたままになるそうです。

前頭葉が疲れて指令を出せなくなると、次に人を動かすのは「感情系」という部分になります。
そのため、人は疲れると徐々に感情系に支配され、「面倒なことはしたくない」「楽をしたい」と考えるようになります。
心当たりのある人は多いでしょう。 …っていうか自分がまさにそうです(笑)

しかし普段から面倒な雑用をちゃんとこなしておくと、前頭葉に体力がついて疲れにくくなるため、感情系に支配されにくくなります。
その結果、雑用をよくこなしている人は、他の人よりも機転がさらにきかせやすくなるわけですね!

漫画の例でも、のぞみは家庭の事情で弟や妹の世話をしなければならない状況がずっと続いていました。
そんな環境が、のぞみの前頭葉の能力や体力を上げることに繋がっているとも考えられます。
(ご紹介した本には、のぞみと同じように子供たちの世話をしながらトップセールスマンとして成功した方の実例も載っています)


仕事をもっと効率的にこなせるようになりたい。
面倒くさがらず、やるべきことをきっちりできる人間になりたい。

そんなふうに考えている人は、まずは机の上の整理や部屋の掃除から始めてみてはいかがでしょうか?

機会があれば、ぜひ試してみてくださいね!



記事を最後までお読み頂き、ありがとうございました!!

(※ 掲載した画像は紹介作品からの引用で、著作権は作者および出版社にあります)

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