2015年11月11日水曜日

ドメスティックな彼女 × 「オチ」がつけば、印象に残る!

今回は週刊少年マガジン2015年50号掲載、ドメスティックな彼女 第73話「新たな風」のワンシーンを例に、印象を残すためには「オチ」をつけるのが効果的なことをご紹介したいと思います。


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この漫画の主人公、藤井 夏生(ふじい なつお)が通う学校が、この73話から新学期になりました。

新入生が入ってくる時期という事で、夏生が所属する文芸部では、新入生歓迎集会での部活紹介で行う「アピールの方法」を考えることになります。

文芸部を活気ある部にしていくためにもしっかりしたいと、気持ちを新たに気合をいれる部長を中心に会議を行い、文芸部がはりきって迎えた新歓当日。

部長は、緊張して「これ以上噛めない程」噛みまくります。

噛みながらもなんとか進めていく部長でしたが、進んでいくごとに緊張は増し、ついに気を失ってしまいます。


メインで発言する予定だった部長を欠いた夏生たち。焦りながらも夏生は、

「こんなシャイな人も大歓迎ですので、気軽に見学に来てください」

と現状を笑いに変えることで、なんとか部活紹介を乗り切るのでした。


時間は進み、倒れてしまったことを後悔まくる部長でしたが、

「まぁ、気にすることないって」

「そうだよー 結構ウケてたし!」

「大事なのは印象に残ることなんだから!」

「面白そうってのは伝わったと思うよ」

気にすることはない、という周りのフォローで、部長はやる気を取り戻していくのでした。


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漫画の例のような、何かを発表する場でなくても、

・会社の上司や先輩との会話
・気になる異性との会話
・部活やサークルの中での会話

など、自分の印象を少しでも残したいという機会、経験したことがあると思います。

そんなときの日常会話で使えるテクニックの一つとして、「マンガでわかる人間関係の心理学」(ポーポー・プロダクション著、サイエンス・アイ新書)で紹介されているのが、

話に「オチ」をつける

というものです。


この本では、まず会話は基本として、

「相手の話を聞いて、共感して、相手に質問をする」というスタンスを取るのが良い

ということが紹介されています。そしてそれを繰り返し、心の余裕が出てきたら自分から会話ができるようになるので、その上で

ネタの引き出しから、少しづつ話していく

のが次のステップです。そしてそれにも慣れてきて初めて、

「相手を喜ばせる会話術を覚える」

というふうにするのが良いそうです。

その際には、「おもしろい情報」「知ると得する情報」を、自分の持つ雑学のネタから提供する、といった方法も良いようです。


しかし、問題はここからです。

このまま会話を続けていくとぶつかる壁があるのです!

それは、「自分の話」

会話を続けていくと自分の経験や日常生活、趣味趣向に関することなどを話す機会が、どうしても出てきます。

この話がクセモノで、相手と共感できることが話題なら良いのですが、相手が経験したことのない場所や物事の話になると、「単なる自慢話」になってしまう可能性があるのが問題です。


そこでテクニックとして出てくるのが、「オチをつける」というもの。

ご紹介した本では、こんな例が出ています。(以下の「」内引用)

「私は南国の島に行ったことがありますが、そこで木彫りの名人が彫ったという像を買いました。とても喜んでいましたが、帰りに空港のお土産コーナーには、同じものが半値以下で並んでいました。それもものすごい数。ただの量産品でした」


ポイントは、最後に「バカだな」と笑えるオチをつけること。

オチのある話は「あとで思い出してもらえる」ことに繋がり、その結果、あなたの印象を強めてくれます。

上の漫画の例でも、新入生同士の会話が新歓の話になったときには、

「そういえば、話の途中で気を失っていた人がいたね!」

という話題をどこかでしてくれるであろうことは、なんとなく想像できますよね?

その際に、「あれってどこの部活だっけ?」「たしか文芸部じゃなかった?」ということを思い出してもらえれば、何も印象に残っていない部活よりは、「印象」という面ではよっぽど優れたアピールになっているというのがわかります。

気の弱い人なんかには共感もできて、覚えやすいエピソードになるはずです。



もちろん、部長がしっかりと凹んでいることからもわかるように、残る印象は全体として考えると「良いもの」に必ずなるとは限りませんが(笑)

自分の話で相手が喜んでくれれば、それは素晴らしいことだと思います。

機会があれば、ぜひ試してみてくださいね!



記事を最後までお読み頂き、ありがとうございました!!

(※ 掲載した画像は紹介作品からの引用で、著作権は作者および出版社にあります)

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