2015年7月10日金曜日

FAIRY TAIL × 面倒くさがり屋はなぜ現状維持を選ぶのか?

今回は週刊少年マガジン2015年32号掲載、FAIRY TAIL 第443話「そして大地が消え去った」のワンシーンを例に、「なぜ面倒くさがり屋は現状維持を選ぶのか?」と、心のエネルギーを生みだすヒントについてご紹介したいと思います。


FAIRY TAIL 第443話にて新たに登場したのが、ブランディッシュというキャラクターです。

上画像真ん中がブランディッシュ。

まずは彼女の特徴がわかりやすく出ている各シーンをご紹介します。


とある国への潜入作戦を行っている途中のナツ(主人公)たちの前に、その潜入国先の中心人物のひとりであるブランディッシュが現れるところが、今週の物語の始まりです。

ブランディッシュたちには、「スパイの捕縛とその合流者を見つけること」が、任務として与えられています。

つまり、彼女は潜入者であるナツたちを捕まえなければならないのですが。

「私はそーゆーの興味ないから」という理由で任務を無視し、

「悪いけど私、めんどくさいの大嫌いなの」という理由で仲間をひとりやられて怒っているナツに対し、自分も自分の仲間をひとり消して対応し、


「めんどくさいのは大嫌いだからね」と、スパイもそれに合流していた人間も、始末しておいたことにしてあげることを条件に、国には近づくなと提案します。

そして、自分たちに近づくなと忠告した後、ナツたちとの力の差を見せつけ脅した上で、彼女は消えるのでした。



※※※

徹底した面倒くさがり屋さん、ブランディッシュさん。

今回の話をざっくりとまとめると、

「ブランディッシュは主人公たちを捕まえないとダメだったが、面倒だったので適当に逃がして、何もなかったことにした」

というものです。

本当に面倒なら、何も考えず主人公たちを彼女自身が持つ強大な魔力で消してしまった方が早いとも思うのですが、それをしませんでした。
(その後の後始末などの方が面倒くさいから、という理由もあると思いますが。)

まとめると、彼女は面倒くさがり、その結果、現状維持を望んだということになると思います。


この例を元に、「面倒くさがりと現状維持」という節が登場する、「回避性愛着障害 絆が希薄な人たち」(岡田 尊司 著、光文社新書)という本を参考にして、今回は、

面倒くさがり屋さんが現状維持を選ぶその理由と、ひとつの改善案

をご紹介したいと思います。


まず、「面倒くさがり屋はなぜ現状維持を選ぶのか?」ということについて。

実際には「何もしないこと = 現状維持」とはならないことも多いのですが、それはいったんさておき。

なぜ現状維持を好むかというと、「それが一番安全な策だ」とその人自身が考えているからのようです。

「いろいろなことをして自分の利益になることを得よう」という考え方ではなく、「いろいろなことをすることで発生するリスクを回避したい」という考え方が、「現状維持」の根本にある考え方です。


次に、「現状維持を選びやすい要因のひとつが、本人が無気力」という点。

回避型愛着スタイルを持つ人は、エネルギーが乏しいことが多いそうです。

状況を変えるためには、とても大きなエネルギーが必要だというのは、経験則からご存知な方も多いと思います。

しかし、そもそも自身が少ない状況ではエネルギーが足りず、エネルギーを増やして解決しようとするよりも、その少ないエネルギーで「現状に耐えた方がマシ」と考えてしまうようなのです。

今回例に出したブランディッシュさんも、そんなにエネルギッシュな感じの方ではありませんが、同じく、実際の面倒くさがり屋さんも、どこかエネルギーに欠ける人が多い、もしくは興味のないことが関わった瞬間、エネルギーを失っている人が多いように思います。


そこで役に立つのが、心のエネルギーの特性と増やす方法です。
(上記書籍の同じ節で紹介されています。)

実は「心のエネルギー」は、物理的なエネルギーと違って「使えば減る」というものではなく、「ほどよく使うことによってさらに生み出されるもの」なのだそうです。

また、心のエネルギーは心の外と内との交互作用によって生み出されるものだとも、この本には書かれています。

つまり、面倒くさがったままで、リスクを避けて現状維持だけに努めていては、エネルギーは一向に増えないということなのです。


まあ、だからといって何でもかんでもやって「結局ムダだった」と感じてしまっては意味がないと思いますが(笑)

でも、もし自分自身の面倒くさがり屋な部分を、少しだけでも改善したいと思っているなら。

せめて、「自分の興味が持てる部分は無いかな?」と、面倒くさい状況の中をしっかり見ることから、初めてみてはいかがでしょうか?


例えば、対人関係が面倒で、人に話しかけて失敗するよりは一人でいる方がいいや、と考えているして。

でももうちょっと何とかした方が良いかも、と思い始めているなら、「自分が話しかけるとしたら誰だろうか?」ということを考えるくらいは、やってみても良いと思うのです。

そうすれば、もし実際に話しかけたいと思えるときがきたとしても、失敗しても逃げ戻ってこれるような場所をしっかり確保したうえでなら、面倒だったことが思う通りにできるようになるかもしれません。


心のエネルギーを生み出す方法と、面倒くさがり屋と現状維持の関係、良ければ覚えてみてくださいね!



記事を最後までお読み頂き、ありがとうございました!!

(※ 掲載した画像は紹介作品からの引用で、著作権は作者および出版社にあります)

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