2015年2月24日火曜日

改造人間ロギイ × 小さな約束を守ること。

● 「約束してしまったものはしょうがない。」

今回の記事は、週刊少年ジャンプ2015年13号掲載、改造人間ロギイ 第1話「ロギイ」のワンシーンから。

主人公のロギイは、犯罪行為を行っている集団のトップである「イグナイト」という改造人間を捜していました。

今回は、主人公がイグナイトを捜していたその「理由」に注目したいと思います。

ひとつは、イグナイトのような犯罪を人間を処分するため。

今回注目したのは、もうひとつの方の理由である、

「傘返せ」です。

それだけでは何のことか分からない(笑)と思いますので、簡単なあらすじの紹介だけ。

この漫画は、改造人間の登場により犯罪が横行している世界での話です。

主人公のロギイはそんな世界の中で、厄介事の「片付け」を引き受ける仕事をしています。

そんな折ロギイは、家族ごと犯罪の被害にあったとある子供と出会い、その子供から「父親から貰ったものだからあれ(傘)だけは返してほしい」といったのを依頼として受け入れ、その傘を適当にパクって使ったイグナイトを探していたのでした。

その子供から前払いで受け取ったその報酬は、よくコンビニなどで売られている、1つずつビニールに包装されたタイプの小さなアメ。

報酬も規模もとても小さいと思えるような、そんな約束のために、ロギイは犯罪集団のトップに接触するという危険なことを犯しているのでした。

流れで一緒に行動することになった人間に「茶番だろこんなの」と言われつつも、

「しょうがねえだろ、約束しちまったからな」

と、子供に頼まれたことだろうが茶番のような約束だろうが、それを守ろうとする主人公が、この話では描かれています。


● 「小さな約束」を守ってもらえたら、あなたはどう感じるか?

今回この話を読んで、『大切なことに気づかせてくれる33の物語と90の名言』(西沢泰生著 かんき出版)という本に書かれていた『「小さな約束」を守ること』という章を思い出しました。
(以下の斜体部分は、同書からの引用です)

この本は、実在のものや漫画のストーリーの中などからの様々なエピソードを交えながら、普段忘れがちな「大切なこと」を紹介してくれる本です。

今回は、その中の『「小さな約束」を守ること』という章を紹介したいと思います。

この章では、

・萩本欽一さんがSMAPの香取慎吾さんとの話の中でした頼み事
・手塚治虫さんの短編「雨ふり小僧」というお話
・幻冬舎代表取締役社長の見城 徹さんが会社のトイレを清掃していた女性と交わした社交辞令のような約束

の3つのエピソードと併せて、紹介されていることが2点あります。


まず1点目は、

「小さな事を守れない人間に、大きな仕事などできるはずがない」

ということ。戒めの言葉として、紹介されています。

いろいろなビジネス書でも、

「小さな約束を守り続ける人は信頼を勝ち取り仕事が増えていく」

ということが書かれていることと併せて、紹介されています。

実際、目の前に能力が同程度の人が二人いて、どちらかに仕事を任せるとして。

片方が「どんな約束でも守る人」で、もう片方が「小さな約束なら破りがちな人」であるなら、「約束を守る人」の方を普通は選びますよね?


そして紹介されている2点目。どちらかというとこちらの方が強く紹介されているのですが、それは

「時として、人を感動させる事がある」

ということ。

例に出した「改造人間ロギイ」では、傘はボロボロになりつつも、見つかります。

父親から貰った大切なその傘が、自分に返ってきたときの子供の気持ちを想像すれば、その効果は十分にわかって貰えるんじゃないかなと思います。
(この回の漫画内でそのシーンは描かれていません。残念。)

実際の生活でも、雑談の中で行ったような、お願いした自分でも忘れてしまうような小さな約束を、守ってもらえてとても嬉しくなった経験がある人は、意外に多いのではないかと思います。

ちなみに、上で紹介した章内のエピソードは全て、そういったお話になっています。興味の出た方はぜひ読んでみてください!


「小さな約束」だからといって、覚えているのに放ったらかしになっていること、あなたのまわりにはありませんか?

この記事を、それを思い返してみる機会にしてみてはいかがでしょうか!



記事を最後までお読み頂き、ありがとうございました!!

(※ 掲載した画像は紹介作品からの引用で、著作権は作者および出版社にあります)
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