2015年1月31日土曜日

AKB49 恋愛禁止条例 × 「忘れること」って、「忘れないこと」!?

「辛いことなんて人間、そんな簡単に忘れらんねよ!」
「『忘れた!』なんて強情張ってるヤツは嫌いだ!」

「私は意地でも過去を忘れず、それでも未来を生きてやる!」

「私は『忘れること』って、『忘れないこと』だと思う!」

AKB49 恋愛禁止条例 第215話「卒業旅行」に登場するワンシーンです。

とある事件でいつまでも自分を責めてしまい、ヘコんだままなことを気にしている吉永 寛子(よしなが ひろこ)に対して、吉永と過去に関係のあったMAYAという女の子が、吉永に対して行ったアドバイスです。


何かを忘れたいときには、それを忘れないように意識・工夫すること。

実は心理学的にこの方法は良いらしいですよ? というのが、今回のおはなしです。

今回の記事は「シロクマのことだけは考えるな! 人生が急にオモシロくなる心理術」(植木理恵著、新潮文庫)を参考にしています。


 忘れるためには、忘れようとしてはいけない!?

皆さんは、シロクマ実験というのをご存知ですか?

1987年に行われた実験で、50分程度のシロクマの映像を見たあと、実験参加者を

・シロクマのことを覚えておけ!
・シロクマのことは考えても考えなくてもどっちでもいいです
・シロクマのことだけは考えるな!

とそれぞれ指示したグループに分け、1年後に映像の内容をどのくらい覚えているか? というのを調べた実験です。

結果はなんと、「シロクマのことだけは考えるな!」と指示されたグループが一番内容を覚えていた、という結果が出たそうなのです。


この結果から、「考えないでおこう!(=忘れよう!)」と意識すればするほど、その内容を克明に覚えていてしまうということ。

つまり、何かを忘れようと意識するほど、それを覚えていてしまうという、自分の意識とは真逆の結果になってしまうのです。

忘れるためには、忘れようとしてはいけないということです。


● 「忘れる」ためには「忘れない」こと!!

では、忘れるためにはどうすれば良いか?

それが漫画に出てきていた、

「忘れること」って、「忘れないこと」

です。

参考書籍として上で紹介した本に、このことについて書かれていました。

ちなみに本の中では、とっておきの忘れ方として「脳のメーターが振り切れるまで考えること」がオススメされています。

そのための手段としては、

・忘れたい出来事への、そのときの感情について詳細な日記をつけること
・忘れたい出来事を他の人へ話すこと

がオススメされています。


なぜ日記をつけたり他人に話しまくったりするのが良いか? というと。

続けているうちに、そのことについて考えるのに「飽きる」ようになるそうなのです。


日記を書くのが面倒で、結局途中で辞めてしまった経験がある人も多いと思いますが、それと同じように、忘れたいことについて毎日毎日日記をつけていると

「あーもうめんどくさい!! 考えるのやーめた!!」

となる、ってことですね。

なかなか想像しにくいかもしれませんが、少しでも「あ、めんどくさい」と思ったときは、気持ちを切り替えるチャンスだそうですよ!


まあコトはそんなに簡単ではないかもしれませんが(笑)

「どうしても考えてしまってツライ」と思ったときには、無理してそれを忘れようとしたり、考えないようにしようとしたりするのは逆効果というのは覚えておくと役に立つと思います。

漫画の中でも、

「私は意地でも過去を忘れず、それでも未来を生きてやる!」

そうして忘れない工夫をしているうちに、トラウマとしての事件ではなく、自分のために活かせるひとつの失敗談へと変わっていくのではないのかな? とも思います。


どうしても忘れたいような「つらいこと」が頭から離れてくれないときには、一度試してみてくださいね!



記事を最後までお読み頂き、ありがとうございました!!

(※ 掲載した画像は紹介作品からの引用で、著作権は作者および出版社にあります)
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