2014年12月12日金曜日

SEKAI NO OWARI物語 × 「自分は本当は何がしたいのか?」を知るきっかけ

「自分は本当は何がしたいのか?」

大きな大きな問題で、しかし誰もが一度は持つような共通の悩みです。

その答えを導き出すためのきっかけとなりうるひとつを、今回はご紹介したいと思います。


それは、「終わりを経験・意識すること」。

これをきっかけにして答えを見つけ出すという、2つの似たエピソードをご紹介します。


● 「終わりから始まる」物語。

ひとつめは、週刊少年マガジン2015年2・3合併号掲載の、SEKAI NO OWARI物語 前編「お前の居場所」の、終盤に出てきます。

何度も通った予備校や家の場所が思い出せないほど記憶が混乱するような、薬のきつい副作用が原因で深瀬が倒れ、

そして自分はもうダメなんだろう、と「世界の終わり」を感じた後から、そのエピソードは始まります。


倒れたあと動けるようになった深瀬を、友人のなかじんが訪ねてきます。

深瀬は、いまのままでは何をやってもダメだと思うこと、だからこそ病気と薬の副作用をできるところまで克服しようと考えていること、その決意をなかじんに伝えます。

そして、こう深瀬は続けました。

「なかじん、俺、1回『もう終わりだ』って思った」

「真っ暗な、星も見えない闇の中にいるみたいだった。 そこでずっと考えてた。」

「俺、本当は何がしたい?」
「何もかもなくして何が残った?」

「なかじんと歌ってる時のことばっか思い出してた。」

「今までは遊びでやってた音楽だけどさ、音楽で生きていきたいって思ったんだ。」
「やっぱ俺さ、なかじんのギターに合わせて歌うのが好きだよ」

「俺…なかじんとバンドがやりたい」

そんな深瀬の言葉に、なかじんは「俺も同じこと言おうとしてた」と応えるのでした。


これが、「終わりから始まった物語」です。


● 「終わり」を意識すると、「今日やりたいこと」が変わる!

上で紹介したのは、一度終わりを経験したことが、「自分が本当にやりたいこと」に意識を向けるきっかけとなり、そしてその答えに行き当たったというお話でした。

実は、「iPhone」などヒット商品を出しまくったことで有名なスティーブ・ジョブズの演説の中にも、似た話が出てくるのです。
(以下、『』内は「1分間スティーブ・ジョブズ」(ソフトバンククリエイティブ 桑原晃弥著)からの引用です)


その演説は、2005年、米国の名門であるスタンフォード大学の卒業式にスティーブ・ジョブズが招かれた際に行われました。

以下は、その演説の際にジョブズが「人生で学んだものの3つの話」の最後として、「死」について触れた際の一部です。


『日々を最後の日として生きよ。いずれの日かその時は誤ることなく訪れる』

という、死を意識するような、印象深い言葉と17歳のときに出会ったことを紹介したあと、ジョブズはこう続けました。

『以来33年というもの、私は毎朝鏡を見るたびに自分にこう問いかけてきました。』
「今日が人生最後の日なら、今日の予定はお前が本当にやりたいことなのか。」

そしてその少しあとに、こう続きます。

『大切なのは、自らの内なる声、そして直感に素直に耳を傾ける勇気を持つことです。どういうわけだか、自分が本当になりたいものは何か、内なる声も直感もずっと前からその答えを知っています。
(以上、上記書籍より引用、参考)

つまり、「人生の終わり」を意識することが、「今日やること」を見直すきっかけになるということです。

そしてそれは、今日やることを「自分の本当にやりたいこと」に変えることに繋がるのだと、ジョブズは言っているのだと思います。


先にご紹介したエピソードと、すごく通ずるものがあると思いませんか?


● 「世界の終わり」という「視点」を持ってみる!

だからといって、「実際に終わりのような経験しないとダメだ!」というわけではないですが(笑)


「明日で人生が終わりなら、今日やることは自分が本当にやりたいことか?」

という視点を持ってみるのは、自分の人生を充実したものにしてくれる可能性があるように思います。



その効果は大きくはなくとも、

「なんとなく、まわりや世間に流されるだけの判断を少なくする」

くらいの、小さな変化を与える効果くらいはあるんじゃないかなーと思います。

そしてそれは、

「いくつかの判断のうちのちょっとだけ、自分の意志で行動するようになる」

ことに繋がり、やがて

「自分のやりたいことをやってみる」

ということに繋がっていくと思います。


「自分が本当は何がしたいか?」

その問いに悩んでいる方は、一度この視点を持ってみるのも良いかもしれません。

視点を持つだけなら、デメリットもほとんどないでしょうし。

気に入った方は、ぜひ試してみてくださいね!



記事を最後までお読み頂き、ありがとうございました!!

(※ 掲載した画像は紹介作品からの引用で、著作権は作者および出版社にあります)

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