2014年2月22日土曜日

DAYS 42th day「DF(ディフェンダー)の考え方」 (ひらめきは「知識」から作られる!)

今回は、週刊少年マガジン 2014年12号掲載、DAYS 42th day「DF(ディフェンダー)の考え方」を例に、ひらめきは知識から作られることについてご紹介したいと思います。

日々何気なく行っている行動の中で、「そういえば○○ってもっとこうした方が楽しいじゃん!」とか「今やっている仕事、もうちょっとこういう風にしたら早くなるんじゃ?」など、まれに「ひらめき」を感じることがあると思います。

この「ひらめき」、経験のある方はわかると思いますが、思いついたときにはとても気持ちの良いものです。
新しいスポーツをしているとき、この「ひらめき」を感じられるかがそのものの面白さを感じられるかどうかの要因のひとつ、と言っても過言ではないと思います。

そしてひらめいた内容によっては、自分の生活や考え方を劇的に変えてくれる、そんな素晴らしいものであることも良くあります。


そのため仕事や何かの活動の際など、日々何かを行っている際に

「何かこの問題を解決する方法はないだろうか?」
「何か現状よりも良くするためのアイデアはないだろうか?」

といろいろ考えつつ「ひらめき」を待っているという、そんな経験のある方もおられると思います。


では、この「ひらめき」は一体どういったことが要因で起こるものなのでしょうか?

それを知っておくことで、自分を取り巻く環境や状況をより良いものにしていくためのヒントを知ることができます。


※※ ここからネタばれを含みます。 ご注意ください ※※


まずは、DAYS 42th day「DF(ディフェンダー)の考え方」のあらすじから。


現在、主人公たちの高校サッカーチームは夏休みの遠征合宿中です。

現在の主人公、柄本つくしは本来フォワードのポジションなのですが、監督からの指示で今回の練習試合ではディフェンダーとして試合に出ることとなりました。

やったことのないポジションなうえ、もともとそこまでサッカーのテクニックの無い柄本は戸惑いますが、「自分がフォワードとして一番されたくないことを、相手にすること」というアドバイスを受け、それを実践しようとすることが、今回のテーマになっています。

発想のおかしい、変なところのある柄本は自チームの怖い先輩の顔真似から入ろうとするなどおかしなところはありますが、自分なりに考えたり味方にアドバイスをもらい、行動を起こして行きます。



マークしている相手選手がうまいこともあり、はじめてのディフェンダー体験である柄本は失敗を連発しますが、プレイを体験していくうちに普段考えたことのなかったことに気付き始めます。


気付いたこととは、「今まで自分の足元に何気なく来ていた(と思っていた)ボールが、自分の味方が必死に関わることではじめて自分のところへと来たボールであること」です。

今回のディフェンダーとしての経験で初めてこのことに気付いた柄本は、それを行動として結果に表現していきます。

そしてそれを見た監督や選手は、柄本が大きなものを手に入れたことを確信します。



ここから今回のブログのテーマに入ります。

今回注目したいポイントは、「今まで経験のなかったディフェンダーというポジションを経験することで、柄本の中に新たな発見があったこと」です。

さらに詳しく言えば、新しい経験があったことで「自分のところに来たボールは、自分の人生よりもはるかに重い」と考えたことであったり、「簡単に諦めていいわけがない!!」という新しい考えに至ったことです。

「簡単に諦めないこと」に関しては、もしかしたら一般知識としてあったかもしれませんが、今回のことで柄本はしっかりと理解することができました。
「自分の人生よりもはるかに重い」と感じたことに関しては、自分の中ではおそらく初めて考えた事ではないかと思うので、こちらがより「ひらめき」に近いかもしれません。

そういった人生で初めて会ったかのような考え方や方法が、その瞬間に思い浮かぶことを「ひらめき」と呼びますが、ではこのひらめきは何によってもたらされたのでしょうか?


ここまで読んで頂ければわかるかもしれませんが、それは「フォワードとしての経験や知識」と「今回初めて知ったディフェンダーとしての経験や知識」の両方の経験と知識を手に入れたことで得られたものだと考えることができます。


ここで考えて頂きたいのが、「ひらめき」に対してのイメージです。

なんとなく、いろいろ悩んでいればどこからか「ぽんっ」と出て来てくれそうなイメージはないですか?

確かに経験上、そういった感覚で何もないところから出てくるような気がするかもしれませんが、今回お伝えしたいことのひとつは、実はこれは間違いだということです。

例にも出している通り、「ひらめきは知識から出てくるもの」なのです。
「ボールが自分の人生よりも重い」なんて考え方が、部屋の中でいくら悩んでも絶対に出てこないことはなんとなく想像できますよね?

これをさらに正確にいうと、「ひらめきは自分が持っている知識や経験同士が、なにかのきっかけで繋がって起こるもの」なのです。


まわりにいる人で「なんでこの人はこんな発想がすぐにできるのだろう?」と感じたことはありませんか?

こういった「さまざまな発想ができる人」たち(やクリエイティブな人)ほど、

・知識を豊富に持っている
・自分の知識を他の人へ話すなど、アウトプットに積極的
・自分の知識の中で関連を持つものがないかを探る

という傾向にあることが、認知心理学の研究でわかっているそうです。


仕事をしているとき、自分のまわりの問題を解決したいとき。
そんな「ひらめき」を必要としているとき

悩むことに時間をかけすぎず、まずそのものの事をちゃんと知れているのか? や、それに関連しそうなものの知識が豊富にあるか? を気にかけましょう。

そして「知識が足りない!」と感じれば、まずは知るためのを行動をするようにしてみましょう。

そうすることで、一見遠回りに見えることが近道となり、自分の欲しい「ひらめき」にたどり着くことができるかもしれませんよ!


以上、ひらめきが知識から作られることのご紹介でした。

今回の「DAYS」に出てくる例に限らずですが、こういった新しい発見はスポーツをする上での大きな楽しみのひとつだと思います。

サッカーというテーマの中で今回それを漫画から強く感じとることができて、すごく感動しました。

今週に限らずですが、柄本が新しい知識や経験や技術を手に入れていくシーンがとてもわかりやすく描かれていて、そういう意味でも「DAYS」はとてもオススメです。

良ければぜひ一度、目を通してみてくださいね!

(※ 掲載した画像は紹介作品からの引用で、著作権は作者および出版社にあります)
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