2013年12月6日金曜日

ハイキュー!! 第88話「幻覚ヒーロー」 (ストレスに強く、プライドのある人間になるにはどうすれば良い?)

今回は週刊少年ジャンプ2014年1号掲載、ハイキュー!! 第88話「幻覚ヒーロー」 を例に、ストレスに強くプライドのある人間になれる「真の自尊感情」の特徴と持ち方に関してご紹介したいと思います。

「自分に自信がありますか?」「自分は良い人生を歩んでいると思いますか?」と聞かれて、「はい」と即答できる人はあまりいないと思います。

その分、それを即答できる人はとてもプライドを持っていて、何か問題が起こっても力強くそのトラブルを跳ねのけそうなイメージを持てると思いますが、実はこういった人でも簡単に「うつ」になってしまったりします。

なる人とならない人には、違いがあります。それはどういったものでしょうか?
また、そもそもどういった方法でならプライドを持てるようになるのでしょうか?


※※ ここからネタばれを含みます。ご注意ください ※※

まずは、ハイキュー!! 第88話「幻覚ヒーロー」のあらすじから。

烏野高校バレーボール部所属、月島 蛍(つきしま けい)の兄、月島 明光(つきしま あきてる)は中学校時代にバレーボール部の主将で活躍していて、蛍は自慢の兄としてとても慕っていました。

明光は烏野高校へ進学して同高のバレーボール部に所属します。蛍は兄が家に帰ってくるたびに、その活躍を聞きたい一心で、部活の結果がどうだったか、活躍しているかどうかを話しかけていました。
そんな弟の「中学と同じポジション?」「じゃあエースだ!」という発言に対して「…まあな!」と兄は答えていました。

それから時間が経ち、明光の、高校で県内最後の試合を蛍は見に行くことになり、実は明光が高校バレーで活躍しているというのは嘘で、試合にも出られていないという事実を目の当たりにします。

その事実から強いショックを受けた蛍は考えます。
部活を兄の全てであるかのように思っていたこと、結果不要な嘘をつかせてしまったが兄は信じて頑張ればエースになれると考え頑張っていたであろうこと。

そして、疑問が浮かんできました。
 「でも(エースに)なったから何だ? そんなに必死になる程の事だったのか?」

帰り際に追いかけてきた友人とも話をします。
「絶対に1番になんかなれない」「どこかで負ける」
「それをわかってるのに 皆どんな原動力で動いてんだよ!?

友人は答えます。
「そんなモンッ プライド以外に何が要るんだ!!!」



ここから今回のブログのテーマに入ります。

今回の「ハイキュー!!」でまず注目したい点としては、 「蛍のプライドは兄の存在が作っていたこと」です。

「自分はあんなにすごい兄がいるんだから自分は凄い」や、「自分はとても良い大学を出ているから凄い」など、「○○だから自分は凄い」と自分の凄さを他の何かを要因とする考え方を、随伴的な自尊感情といいます。
(すごい兄がいるから自分は凄い、のところは明言はされていませんが、肉屋のおばさんに「お兄さんは凄いね」と言われたことを嬉しそうにしゃべっていることからの想像できると思います。)

この考え方は自信をもって行動できるようにはなるのですが、人生はずっと成功が続くわけではなく、自分の自尊心の拠りどころになっていることが崩れたとき、自信もあっと言う間に崩れてしまいます。

また、自信を崩さないようにしたいために、失敗を恐れ、本来やりたいと思っていることにチャレンジすることにも臆病になってしまいます

今回の例でも、蛍には失敗を怖がるようなところがあり、身長や頭脳などバレーボールをしていく上で有利になるいろいろなものを持っているにも関わらず、「こっから先は無理」と線を引いてしまうと友人に指摘されています。


では、どこにも寄りかからない自尊感情は存在するのでしょうか?

考え方としては「何があっても自分には価値がある」「どんな状況でも自分の人生には意味がある」など条件などなく自分に自信を持つもので、これは真の自尊感情と呼ばれています。

この考え方であれば、多少の状況変化にあまり影響されることなく自信を持てるため、ストレスにも強くなり、その結果うつにもなりにくくなります。 


では、随伴的な自尊感情ではなく真の自尊感情を持つにはどうすれば良いのでしょうか?

それは「やりたいと思ったことを実際にやってみる」ことです。
その結果、随伴的な自尊感情が真の自尊感情に変わっていきます。

実際に行動することは失敗してしまった場合に落ち込むことを予想してしまうこともあります。
「その行動によって自分の自信の拠りどころを失ってしまうかもしれない」と考えるとさらに臆病になってしまい、行動しにくくなるのは想像できます。

ですが、そのままでは随伴的な自尊感情から抜け出せないまま、どんどん行動ができなくなり、結果拠りどころを失ってしまうことだってあります。
もし失敗してしまっても、「新たな経験ができた」と考えて先に進むようにすることで、少なくとも何かに頼っていた状態から一歩進むことができます。


「どうせやっても○○だから…」など、理由や理屈ばかりになってしまっているときは、とりあえず行動してみることも重要ってことだと思います。

プライドを持って行動するためには、「やらなきゃ失敗しなかった」なんて考えず、チャレンジすることを恐れず行動するようにしましょう。 



以上、真の自尊感情に関してでした。

ちなみに失敗が怖くて行動できないときのコツとしては、

HELLO!! No.2「明学の失敗」(失敗が怖くても、やってみることって必要?)

でご紹介していますので、よかったらこちらもどうぞ。

来週のジャンプからはきっと蛍が、今まで考えていたけれども行動に移していなかったことにアグレッシブに取り組んでいくと思います。

どんな行動に出るか注目ですね! すでに今から楽しみです!

(※ 掲載した画像は紹介作品からの引用で、著作権は作者および出版社にあります)
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