2013年11月23日土曜日

AKB49~恋愛禁止条例~ 第159話「夜明けのリプライ」 (緊張で頭が真っ白にならないようにするには? 記憶と環境は関係する?)

今回は、週刊少年マガジン51号連載、AKB49~恋愛禁止条例~ 第159話「夜明けのリプライ」 を例に、緊張によって頭が真っ白になることの対策と、記憶と環境の関係についてご紹介したいと思います。

しっかりと前準備をしても本番で頭が真っ白になり、準備してきたことを活かせず失敗してしまったという話はよく聞くと思います。また自身で経験されている方もかなりいると思います。

緊張しないようにする方法というのはいろいろとあると思いますが、予習や準備をする際にはどのように工夫すれば、準備を活かしやすくなるのでしょうか?

特に記憶に関しては、実は準備の際の「環境」が大事だということがわかっています。


※※ ここからネタばれを含みます。ご注意ください ※※


まずはあらすじから。

この漫画のヒロインである吉永寛子は、現在TVでの活躍の場として出演している「なん8(なんぱち)」の過去の内容を全て書き出し、勉強するほどの努力家です。

しかし彼女はTVではあがってしまう癖があり、AKB劇場やTwitterでは面白いことを言えるにも関わらず、「なん8」ではその実力を発揮できないでいました。

そういった状況が改善されない中、今回の「AKB49~恋愛禁止条例~」で、「なん8」で予定していた企画が、発注ミスによりできなくなるトラブルが生放送本番直前に発覚し、さらにメインMCのひとりが遅れて生放送出演に間に合わないというトラブルも重なってしまいます。


まわりがバタバタする状況を見て、青ざめ、自分の置かれている状況などから緊張する吉永。


そんな中、Twitterで黒神を名乗る人物からTweet(メッセージ)が入ります。
(以下は黒神と吉永の、交互のメッセージのやりとりです。)

「寛子ちゃんは今どこにいるの?」
「生放送前 TV westです」
「違うよ」
「スタジオ ですか?」
「違う」
「AKB劇場だよ」


ここから今回のブログのテーマに入ります。

今回注目したいのは、
 
・吉永はAKB劇場では面白いことが言えるということ。
・最後の黒神からのメッセージは「今、きみはAKB劇場にいると思いなさい」という吉永へのメッセージだと考えられること

以上の2点です。

実はこういった「自分の実力(知識)を活かせる環境」というのは、「知識を手に入れた環境(場所)」とかなり関係があることが、心理学の実験でわかっています。

ゴッドンという人の実験です。
実験の参加者を「陸上で単語を覚えるグループ」と「水中で単語を覚えるグループ」で分け、それぞれを「陸上で単語のテストをするグループ」と「水中で単語のテストをするグループ」に分けます。

その結果を予測すると、普通に考えれば、勉強しづらそうでかつテストを受けにくそうな「水中で覚え、水中でテストする」グループの結果が悪そうに感じますが、実際の結果は「陸上で覚え、水中でテストする」と「水中で覚え、陸上でテストする」 の2つのグループよりも、「水中で覚え、水中でテストする」グループの方が成績が良かった、という実験結果が出ています。

つまり、記憶の再生には、環境が覚えたり考えたりした場所と一致していることが重要だということです。


これは心理学の実験と聞くとあまり身近には感じにくいものですが、普段の生活でも実は体験することもあります。

他の部屋に何かを取りに行こうとして、実際に取りに行ったら「何を取りにきたんだっけ?」と忘れ、もとの部屋に戻ったときに「あれを取りに行ったんだった」と思い出す、ということはありませんか?

これも環境が変わったことで思い出しにくくなり、環境が戻ったことで思い出せたと考えることができます。


今回の「AKB49~恋愛禁止条例~」の例の場合のように、別の環境になったときに頭が真っ白になってしまうようであれば、自分が実力を発揮できていた場所や、その為に準備していたときの環境のことを思い出し、今いるのはその場所だと思い込むことで、記憶を再生しやすくなることも十分考えられます。

特に「また思い出せなくなるんじゃないだろうか」と考えて、さらに緊張してしまうようであれば、この方法はさらに有効なものになるかもしれません。


以上、緊張によって頭が真っ白になることの対策と、記憶と環境の関係についてでした。

次回はヒロインの吉永が殻を破れるか、見ごたえのある回になると思うので、かなり楽しみにしてます。「AKB49」らしい、アツい展開に期待です!^^

 
「AKB49~恋愛禁止条例~」
アイドルに興味のない浦山実が、想いを寄せる同級生の吉永寛子がアイドルになるために、女装しフォローをした結果、吉永はオーディションに見事合格するも、自分もオーディションに合格してしまい、アイドルとして活動することになってしまう。

オススメポイント:困難に立ち向かっていくアツい展開

(※ 掲載した画像は紹介作品からの引用で、著作権は作者および出版社にあります)

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