2013年10月14日月曜日

ニセコイ 第94話「キグルミ」(なぜ夫婦やカップルのケンカって、だいたい男が先に逃げるの?)

今回は週刊少年ジャンプ46号掲載、ニセコイ 第94話「キグルミ」を例に男女のケンカに関する情報をご紹介したいと思います。

※※ ここからネタばれを含みます。ご注意ください。 ※※

今回のニセコイに限らずですが、恋愛を取り扱うストーリーでは「男女の口論(ケンカ)」のシーンは良く見られるものだと思います。

今回取り上げた話でも中盤で、小野寺春(今回の話のヒロイン)と一条楽(主人公・男)の言い合うシーンが見られました。春ちゃんがお姉ちゃんの誕生日プレゼント用の服を試着している所に、楽が話かけた後のシーンです。

以下がその会話です。春ちゃんは照れながらも若干拗ねたりしながらの会話です。
楽「…似合ってると思うけど」「ちゃんと春ちゃんに」
春「…やめて下さい! 先輩誰にでもそういう事言うんでしょ 知ってます」
楽「言わねーよ!」「ホントに似合ってるって…!」
春「いいんですよ 気を遣わなくて…(照)」
楽「使ってねーよ かわいいって」
春「お世辞なんて結構ですから(照)」
楽「世辞じゃねーよ!ホントにかわい…」
春「やめて下さいっつってんですよ!!」

と、ここで楽が頭を殴られて言い合いが止まります。
殴られたから止まった様にも見えますが、「なんで殴るんだよ!!」的な感じで言い合いを続行する事も出来ますが、楽はそれをせずそのまま引きました。

他の漫画にも言えることですが、男女間での言い合いが始まった時は男側がその場から逃げたり、黙って引いたりで終わるシーンを良く見ると思います。


ここから今回のブログのテーマに入ります。

これは経験のある方も多いと思うのでイメージしやすいかもしれませんが、実は実際の夫婦や恋人同士の間でも男性側が引く、といった事は良く起こっているようで、しかもこれにはきちんと原因があるそうなんです。

これを確認する為に実験が行われています。
実験に参加した男女をわざと怒らせる様な状況にして、仕返しの出来る機会を設けます。
仕返しはすぐ出来るグループと、6分後に機会を与えるグループに分けます。
結果、仕返しの大きさは男女、また時間の違いに関係なく変化はありませんでした。

しかし、6分という時間が経った後の心拍数で、男女間の差が出ました。
女性は平均102bpmから85bpm(正常値)に向けて下がったのですが、男性はほとんど下がらなかったのだそうです。

つまり、怒る事で男性は女性よりも感情的にだけでなく、生理的にダメージを受ける事になるのです。生理的に回復しにくい為、男性はその場を立ち去ったり、黙ったりする、という事です。
(齊藤勇「実験心理学 なぜ心理学者は人の心がわかるのか?」(2012)より)

もし男女間でケンカをする事があったら、男性の方は女性に「逃げるな」とか挑発されてもその場は一旦間を置き、落ち着いた後でこの事実を説明するのが良さそうです。
しかも実験では6分も間をあけても下がらなかった事を考えると、感覚的にはかなりの間をあけて行った方が良いかもしれません。
女性の方は、男性のそういった体の作りを理解してあげた上で、ケンカをするのが良いと思います。


以上、男女間の口論についてのお話でした。

今回のニセコイも絵が綺麗だしキャラも立ってて素敵でした。
怒りながら照れる春ちゃんかわいいですw

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